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論文

Speciation of long-lived radionuclides in soils in the Chernobyl exclusion zone

天野 光; 上野 隆; 小沼 義一*

Proceedings of the International Workshop on Distribution and Speciation of Radionuclides in the Environment, p.169 - 173, 2000/00

チェルノブイル住民排除区域における土壌中長半減期放射性核種の存在形態を調べた。放射性核種の沈着形態が異なることが知られている2箇所の場所から採取されたポドゾル土壌について、Cs-137に対するSr-90,Pu同位体、Am-241の比は、大きく異なっている。存在状態を調べるため、この2種類のポドゾル土壌の0-1cm層及び10-15cm層につき、化学分画を行った。その結果、0-1cm層では、放射性核種の存在形態は2箇所の土壌で大きく異なっているが、10-15cm層では2箇所の違いはそれほど大きくはない。これは、10-15cm層では表層で溶出した核種の再分配が起こっており、再分配の機構は2箇所の土壌であまり違わないためと考えられる。

論文

Np(V)の土壌への吸着に及ぼす炭酸イオンの影響

坂本 義昭

放射性廃棄物研究, 1(1), p.107 - 113, 1994/06

放射性廃棄物の地層処分においては、放射性核種の岩石、土壌への吸着挙動を調べることが重要となる。この吸着挙動は、地下水中の共存イオンにより大きな影響を受けることが知られている。本研究においては、TRU元素で重要な$$^{237}$$Npを取上げ、Np(V)の土壌への吸着に及ぼす炭酸イオンの影響について検討を行った。低濃度の炭酸イオンを含む系においては、Np(V)の吸着挙動はNpO$$_{2+}$$による陽イオン交換的な吸着とNpO$$_{2}$$OHによる吸着に支配されているが、比較的高濃度の炭酸イオンを含む系においては、炭酸錯体の形成による影響とともに、重炭酸イオンが土壌に吸着することによる表面電荷の変化に伴う影響によりNp(V)の吸着量が減少することを明らかにした。

論文

Chemical behavior of tritium in/on various materials

佐伯 正克; 平林 孝圀; 荒殿 保幸; 中島 幹雄; 正木 信行; 立川 圓造

Fusion Technology, 21, p.806 - 811, 1992/03

これまでに発表した、トリチウムと材料の化学的相互作用に関する研究成果を、まとめ総説したものである。まず、トリチウムの材料中における化学形を、4種類に分類した。第1は、材料中で化学結合しているトリチウムであり、炭素材料、Si、SiO$$_{2}$$、ガラス中などに確認された。第2は、分子状(DT,T$$_{2}$$等)で捕捉されているトリチウムであり、Ar$$^{+}$$スパッタしたSUS表面等に認められた。第3は、原子状トリチウムであり、中性子照射したLiF中で、第4は、局在しているトリチウムでLiAl合金中の$$beta$$相やSUS321鋼のTi部分で観察された。次に、これらの存在状態や材料の化学的あるいは物理的性質が、トリチウムの拡散挙動におよぼす効果について、例を挙げて述べた。

論文

核融合炉燃料トリチウムの製造と化学

工藤 博司

Radioisotopes, 34(8), p.432 - 441, 1985/00

昨年10月に開催された第7回放射線利用研究成果報告における講演原稿に加筆し、原研におけるトリチウム製造研究を中心に、核融合炉開発に関連するトリチウム化学研究の現状を総説としてまとめた。

口頭

最先端科学により明らかにされた福島の土壌あるセシウムの実態

矢板 毅

no journal, , 

粘土鉱物中のセシウムの存在状態について放射光、第一原理計算、電子顕微鏡による分析手法を用いることにより明らかにした。セシウムはこれまで考えられてきたような単純なイオン性の結合をするイオンでは無く、共有結合性をもった化学結合特性を示すこと、粘土鉱物へのセシウム取り込み過程などを原子・分子レベルで明らかにしたこと、福島土壌中では特に風化黒雲母類の鉱物に濃縮することなど、新しく得られた知見について紹介すると共に、これらをいかに環境回復問題に反映させていくかなど紹介する予定である。

口頭

Numerical simulation of hydrogen entering a second phase particle in aluminum

海老原 健一; 藤原 比呂*; 清水 一行*; 山口 正剛; 戸田 裕之*

no journal, , 

アルミ合金の高強度化において、水素脆化は避けられない問題である。水素は、合金中の粒界や相界面などの界面欠陥に拡散偏析し、そこでの原子結合を弱めることで脆化を引き起こす。このため、水素の界面偏析を減らすことで水素脆化を抑制する可能性が考えられる。近年、アルミ合金中のスズの第二相粒子が水素をその内部にトラップする可能性が原子レベル計算によって見いだされ、さらに、実験において、スズを添加したアルミ合金において水素脆化の抑制が報告されている。本研究では、$$alphagamma$$二相鋼中の水素拡散をシミュレーションするコードを、スズの第二相粒子を含むアルミニウム中での水素拡散へ適用し、実験条件に従って、スズ第二相粒子への水素の侵入の可能性を評価した。その結果、ある程度の水素がスズ第二相粒子に侵入することを確認した。これは、シミュレーションでの実験事実の検証に資するものである。

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